衆議院議員選挙(小選挙区)の投票率過去最高69.28%

20090831-627076-1-N

小選挙区の投票率、過去最高69・28%
 総務省は31日午前、今回の衆院選の投票率を発表した。小選挙区選は、前回2005年衆院選の67・51%を1・77ポイント上回る69・28%となった。
 比例選も前回より1・81ポイント増の69・27%。いずれも、1996年以来5回目となる小選挙区比例代表並立制下での投票率としては最高となった。
yomiuriOnline

 昨日の衆議院議員選挙は、前例を覆す大変興味深い結果がでた。自民党の幹部クラスが、民主党の初出馬の若手立候補者にあっさり負けている結果が数多く見られた。
 私も、今回ばかりはいつも以上に選挙報道に耳を傾けていた。その中で気になったのが、”期日前投票”という言葉。実際の投票日は、日曜の一日だけだと思った大間違いで、実際は前1週間 投票を受け付けてくれるというものであった。しかも期日前投票を行う理由を求められるのだが、”仕事”どころか”レジャー”でもOK。つまりなんでもOKってこと見たい。もちろん、当日仕事をしたとか、レジャーに行ったという証明もいりません。
なんでも、北欧の国では、3週間程度の投票期間があり、図書館とかでも受け付けているそう。大切な日曜に”投票に来い”って言われるより、はじめから”投票期間は1週間あります”っていってもらった方が、もっと浸透すると思うし、投票率も上がると思う。

そんな期日前投票は、今回1,000万人以上が利用したとか・・・最終的な投票率も過去最高の69%強と、国民の関心事であったことの表れだろう。
今後は、是非この”期日前投票”をアピールして、ハードルの低い選挙の仕組みに役立てていってほしい。そして、諸外国並みに、日本人も政治の話を真剣に考えて行ける国民になっていければと思う今日この頃です。